「π」

ysd@KLab > 円周率 > π

誰が使い始めたのか

  1. πを最初に使った人は(取り合えず今証拠がある中では)William Oughtred(計算尺の発明者)とかIsaac Barrow(Newtonの先生?)とか言われているそうな。ただし、この人達は π を現在と同じように円周率として使ったのではなく、円周の長さとして使ったそうな。
  2. 今度は π を円周率として最初に使ったのは誰かというと(取り合えず今証拠がある中では)William Jonesだそうな。
  3. こんな(一般人にとって)無名な人が書いても広まることは無いわけで、広まった原因といわれているのはLeonhard Eulerの「無限小解析入門」だそうな。

なぜ「π」なのか

古代ギリシア語で「周囲」を「περιφέρεια」と言ったらしい。これの頭文字を取って「π」とした、といわれている。しかし、元になった言葉が「περιφέρεια」なのかどうかははっきりせず、文献によっては「περιμετoς」や「περιφερυ」が元になったと記述されている。

しかし、いずれの言葉が元にしても意味は「周囲」ということなので問題は無い。なぜなら最初に使った形としては円周の長さなのだから。ただし、現在使われている円周率を表すπの元になったものがπεριφέρειαなのかそうでないのか、といわれれば明らかに"No"である。William JonesにしてもEulerにしても「周囲」という意味で使ったわけではないのだから。